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水曜日☆ [何でもない日]

水曜日。

週に一度、一人暮らしをしている母の所へ行く日。
87歳の母は、8年前に父が他界してからずっと一人暮らし。
見た目は、決して87歳には見えず、娘の私が言うのも変ですが、歩かず顔だけ見ていれば70台半ばからちょっと入ったくらいにしか見えない。

とは言っても、87歳には変わりなく、体の方は腰や膝が痛かったり、2〜年前辺りから耳が聞こえにくくなり、最近では益々耳が聞こえにくくなってきたと嘆く。

しかし、耳が聞こえにくくても補聴器をしたがらず、それでも公の場で相手の言ってる事が聞こえにくいのでは・・・・ということで、昨年病院や市役所や銀行で話をする時だけ使う補聴器・・・・というか、相手の声を大きくする様な機械を買って持ち歩く様にした。
けれど、この機械は音を大きくするだけなので、雑音を消すことはできない。
その為、母は使いたくないと言って引き出しにしまいっぱなし。

母を悪くは言いたくないが、昔から少しでも気に入らないと、どんなに高いものでも捨ててしまったり閉まったままにする。
我儘というか気ままというか、困った性格。

ところが、本当に最近は耳が聞こえにくいらしく、補聴器を欲しい様な話をしてきた。
が・・・・
私、物を無駄にする母がとっても許せない。
でも、耳が聞こえないのは困る。

耳が聞こえないということは、言葉の判別ができなくなって脳にもかなりの影響がある。
それで、補聴器のレンタルをすることにしてみた。
レンタルなら、気に入らなければ返すだけ。
無駄にならない。

それで、母を連れてメガネ屋さんへ。

色々耳のチェックをしてもらい、母の耳にあった音の大きさに調整してもらい、補聴器生活開始。


補聴器を付けてもらった後、すぐには帰らず近くのカフェでお茶をしていくことにした。
それは、しばらく会話をしながら不具合を感じたら、もう一度お店の方へ伺おうと思ったから。

お茶をしていると、母が「ねぇ、私の顔の表情変わった?」って聞くので、「表情?」ってと聞き返したら、「いつも、耳が聞こえにくいから、人と会話する時不安で、きっとその不安が表情に出ていたと思うの。」と。
なるほど・・・・でも私「特に変わっていないと思う。それに、お母さんは私と話す時、いつも強気で不安な顔してないし・・・・」と嫌味を。(笑)

なんて、どうでもいい話を話していると・・・・

あっ!違うかも。

話をしている母の顔、やっぱり違うと感じたんです。

不安な表情がなくなったというのではなくて、「しっかりした顔」になったというのでしょうか。
人の話を理解して会話しているという顔をしているんです。

本人に、「顔の表情、確かに違う。しっかりした顔になったようにおもうよ。」って言ったら、とても嬉しそうな顔をする母。


補聴器の効果、実感してくれたかな?

レンタルの使用期間は、2週間。
その間にも、色々調整してくれるらしく、また来週お店の方へ行って使いにくいところを直してもらうことになっている。
この2週間で、補聴器に慣れてくれたら、本格的に補聴器を買うことにしている。

でも、母は「レンタルだと気を使うからこれ買ってもいいんだけど」なんて言うけれど、幾つになっても自分の性格を理解してない母に苦笑いの私。


歳を重ねる度に、体の不調がおこり、目が見えにくくなったり耳が聞こえにくくなったりするけれど、それは仕方ないこと。
だから、メガネや補聴器、歩きづらいのであれば杖をつかうなど、いろんなツールを使いながら、少しでも快適に生活をしていってくれたらと願う。






今月は、母の救急車騒ぎがあったり、パパのお父さんが急に入院したりとバタバタな我が家。
気がついたら、ブログもずっとお休みしてしまいました。
書きたい事も色々あって、途中まで書き止めてしまったものも。
そんな時、テレビで「水曜郵便局」(ちょっと、名前あやふや)を知りました。
その郵便局は、廃校になった小学校を利用してつくられた郵便局。
水曜というのは、その小学校が海の上にあり、学校の窓からつりをしたり出来る学校だったか。(すみません、家の仕事をしながら聞いていたので、正しいか)

さて、その水曜郵便局に届けられる手紙は、日常の何気ない話を書いて送られてきます。
そして、送られてきた手紙は、同じように手紙を送ってきた人の中から違う差出人に送られる。
要するに、自分の書いた手紙は自分の知らない人の所へ送られて、自分の所へはまた知らない人が書いた水曜日のお話が送られてくるんです。

聞いいてて、何気ない1日の出来事を自分の知らない人が読むって、何か変な気もしますが、でも何か温かい感じもして素敵だななんて思ったりもしたんです。


それで、私も真似して「水曜日」のお話として母との水曜日を書いてみました。(^_^)☆


どこかへ行った話とか、なにか特別な事があった話ではなく、普通の日常の話・・・・つまんないようだけどつまんなくないようなそんな話を書いてもいいのかな・・・・なんて思ったりしました。


久しぶりに書いたブログ、母のつまらない話ですみません。(⌒-⌒; )


それでは、お口直しに・・・・

IMG_2011.JPG

ならないかもしれませんが、文くん最近またまた成長しパワーアップ。
いつまで成長するのか・・・・ちょっと恐怖におののいているママです。(⌒-⌒; )


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ふゆもえ

私の母とは逆ですね(うちは70代ですが80代に
見えますよ)。いつまでもお若く元気でいらっしゃるのが
何よりです^^
by ふゆもえ (2016-03-31 22:09) 

SHINOBU

歳をとると、誰もが頑固になるんですよね!
お客さんでも、たいそう偉ぶってる最悪な人がいたりしますが、誰がどう見ても、荒々しいだけの下品な人だったりします。

頑固な年寄りを見ると、ああはなりたくない!と思うのですが、きっと私もああなるのだろうなぁ~と、悲しくなったりします(笑)
by SHINOBU (2016-04-01 00:01) 

うさこ

Mieさんお忙しいようで心配してました。私の母は60代ですがそれでも色々ガタくるのよ、とつい最近も言われました(わかる、「自分」でもあるから)
今は買わないで全てレンタル!という風潮もありますから補聴器お母様にあうといいですね(^^)
水曜郵便局びっくりです。現実にあるのですね。最初Mieさんのストーリーかと思ってしまいました。笑
このエピソードをお手紙で送られるのかしら(^^)
by うさこ (2016-04-01 04:15) 

ナビパ

お母さんの不安がとれた良い話ではないですか。。。
心のフォーカスがアジャストされたんだと思います。
それでも親娘 いろいろ思いはあるでしょう。
文くん止まりませんか?実はうちも大台を突破しそうで何か改革せねばと思っています。^^;
by ナビパ (2016-04-01 06:15) 

Mie

ふゆもえさん

最近思う事なんですが、誰でも若く見られたいって気持ちはあると思いますが、ある一定の年齢になったら、年相応に見えた方が良いと思います。
何故なら、受け入れられない様なんです。
自分の歳はわかっていても、鏡の中の自分はその歳に見えないものだから、体も若いと思ってしまう様で、歳をとったら当然動きが鈍くなったり体の中がスッキリする事なんかなくなるし、昼間居眠りもしたくなる事が、病気だと思ってしまうようなんです。
それが、時々パニックになるのか、精神的に自分で自分の体を最悪な状態にするみたいで・・・・

歳をとったら、若くなんて見えない方が絶対いいと感じている私です。(⌒-⌒; )


by Mie (2016-04-01 06:47) 

Mie

SHINOBUさん

うちの母、頑固ではないのですが・・・・我儘(本人に自覚症状はないのです)で、人間歳をとると子供に帰ると言いますが、正にそんな感じなんです。
割と夢見る夢子さんみたいで、考え方が大人じゃない。
時々、話していて腹が立ってしまうんです。
それで、怒ってしまうんですか゛、そんな日は帰りの車の中で、反省。
いつまでも親はいるわけではない。
もう、87歳ですからいつ死んだとしてもおかしくない年齢。

嫌な思い出は作らず、楽しい思い出を・・・・と思っているんですけどね。

まぁ、この親に育った私は、多分同じ様な年寄りになるのかもしれませんが、今まで母を反面教師の様にしてきたので、娘を困らせる様な年寄りにならない様気をつけるつもりです。(^_^)☆

きっと、SHINOBUさんもきを付けようと思っていらっしゃる様だから、そういう人はきっと嫌な年寄りにはならないんじゃないかしら?(^_^)☆


by Mie (2016-04-01 06:58) 

Mie

うさこさん

ご心配をいただきまして、ありがとうございます。(^_^)☆
三月は、本当に色々あって、実は私も体調を崩しちょっと寝込んでしまいました。(⌒-⌒; )

うさこさんのお母様、お若い!
60台なんですか。
まぁ、歳を重ねてくると、本当に若い時にはなかった場所の痛みを感じたりしますよね。
うちの母・・・・本人不調を訴えるけれど、どっこも悪くないんですよ。(笑)
悪い所を敢えて言うならば、精神力が弱い。
一番、治すのに難しい所です。(⌒-⌒; )


水曜郵便局、残念ながらもうないんです。
廃校になってから、三年間だけその学校を使うという期限があったらしく、昨日で終わった様です。

人の日常なんて聞いてどうなるって思われる方もいるかもしれませんが、他人の何気ない日々って知る事ってないじゃないですか。
特別な事は、こういうブログに書いたりしますが、有り触れた日々は書きません。でも、なんでもない日々の話こそ、聞いていて気づく事があったり、感動したりする事ってあるんじゃないかと思うんです。
私も、これから何でもない話を書いてみようかなと思って、カテゴリーに「何でもない日」を作ってみました。(^_^)☆

by Mie (2016-04-01 07:15) 

Mie

ナビパさん

「心のフォーカスがアジャスト・・・」
かっこいいい!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
うちの母、本当にカッコよくアジャストされていたらいいのですが、取り敢えず今は良いみたいです。
私も若くはないので、年齢による不調を感じる事はありますが、母の年齢で感じる事がどんなものかはわからないので、理解しようと思うのですが、母の態度見ているとついイラッしたりして・・・・優しい娘ではないといつも母は思っていると思います。(笑)

えっ?
ナミちゃんとビビちゃんも、体重増えてきたんですか?
でも、ナミちゃんとビビちゃん体を動かしているから、文のような心配はないですよ。(^ ^)

文は、最近フードを食べてくれなくて、なのでおやつも減らしてお腹を空かせようとしているんですが、それでも体重が増えて・・・・なんなんでしょうね。
空気を吸っても体重触れるんでしょうか。
ただ、運動不足っていうのはあると思うんです。
というか、お散歩しなすぎ。
運動は、家の中を暴走しているので運動不足ではないと思うんです。
結構マッチョでいい体しているんですよ。(笑)

でも、お散歩はしたがらず、すぐ帰ってきています・・・・ただ、このところ暖かくなってきたせいか、ちょっと文の様子も変わってきて、お外を楽しんでいる様なので、これからの良い季節に沢山歩いて体重減に頑張ろうと思っています。(^_^)☆

by Mie (2016-04-01 07:33) 

きなこもち

色々お忙しかったみたいですね。
体調も崩されてたみたいで…
無理しないでお大事にしてくださいね。

毎週末母の所に会いにいきますが…
うちの母も不調を訴えるけれど
どっこも悪くない~同じです。
年齢を考えると体にもがたが来てる
かなぁ~とも思うんですが…
メガネが合わないとか足痛いから
リハビリしたくないとか…
色々言い出します(笑)
そして…自分に都合が悪い事言われると
シカト…聞こえないふりします(笑)
うちは…甘やかすとホント何にもしないので…
様子見ながら飴とムチ状態です(笑)
私はどうしても…ムキになっちゃって
母との距離近くなっちゃうんですよね。
頭ではわかっているんですが…
母親との関係っていくつになっても
難しいですね。

文ちゃんパワーアップ!!
うちのきなたんも全然痩せずで
何かちょうだい姫益々タカビーに
なってます!!
私のウォーキングもバッグの中だし!!



by きなこもち (2016-04-01 10:45) 

きなこもち

お知らせしま~す。
『アンと青春』買いました。

そして新聞に載ってましたが
『みつ屋』の和菓子が食べられる!!
日本橋三越で開催される『全国銘菓展』
で三越プロデュースで作品にちなんだ
和菓子が勢揃いするそーです。
4/6~4/12(期間限定)本館中央ホール
by きなこもち (2016-04-01 12:45) 

Mie

きなこもちさん

ご心配てただいて、ありがとうございます。
今は、もう大丈夫です・・・・というか、私が元気じゃないと何事もうまくいかないので・・・って思ってるのでがんばってます。

うふふっ。
なんて、笑っている場合じゃないですが、うちの母だけじゃないんだなぁ〜って。
やっぱり、歳をとって自分の体が何となくスッキリしなくなってくるんですね。
それが、歳のせいなのか病気からなのかの違いがわからなくなってくるってことなんでしょうか。

私なんて、もしかしたら本当はどこか悪いのかもしれなくても、「あぁ〜歳のせいなのかなぁ〜。歳とるってこういうことなのね。」なんて、勝手に自分の体調不調を歳のせいにしたりしているんですけど、母の様にどこも悪くないのに「絶対、どこか悪いはず」何て言って、病院行きまくりも困るけど、私の様に何でも歳のせいにするのも問題よね。(笑)

でも、周りの方の話を聞かせていただくと、歳をとるとみんな母の様な感じの事を言ったりするんだってわかると気持ち楽になります。
きなこもちさん、ムキになっちゃうの?
いつも穏やかな感じで、私よりお若いのに偉いなぁからって思っていたんですよ。
私は、毎週「今日は喧嘩せず穏やかに過ごしてこよう」なんて思って出かけるんですけど、母の訳のわかんない発言を聞いただけで、ピキッてきて怒ってしまう。
帰りの車の中では、一人反省会。
ダメダメな娘なんです。(はぁ〜)

それに、きなこもちさんはお姉さんとも仲が良くて、しっかり二人で・・・あっ、三人で(きなこちゃんも)お母様のお世話されているからいいですよね。(^_^)☆
うちは・・・・姉が意識薄くて。
母が若く見えるせいか、親を支えるというより、いつまでも母にあまえてばかり。
母も姉がかわいいから、姉の前ではいい母しているんですよ。
だから、家の事は全て私。
でも、パパがすごく助けてくれるので、姉が何もしなくても私はやっていけるんだけど。
私も、きなこもちさんのお姉さんの様な人を姉に持ちたかったわ。
あっ、イケないイケない。
ついつい、愚痴ってしまいました。(笑)



えぇ〜
日本橋の三越に「みつ屋」!!
知らなかったです。
ん〜いけるかなぁ〜
行きたいなぁ〜

でも、素敵な情報ありがとうございます。
時間あったら、絶対いきます!!(^_^)☆


by Mie (2016-04-01 14:08) 

小梅姉

実は、私の母も聴力が低下しています。
普段は、父や同世代のお友達との会話なので、自覚が薄いのか
危機感が全く無い様なんですが
私との、普通のボリュームでの会話は、全然聞こえていないみたいで^^;
こももと散歩に出かけますし、音がひろえないってのは心配で、
補聴器を作った方がよいって提案しても、心の耳も聞こえないフリで^^;
白内障を患い、サングラス&老眼鏡はすぐに作ったんですが
やっぱり補聴器のイメージですかね~??
どうしたものかって思っていまして・・・自分の事ばかりのコメですみません。
by 小梅姉 (2016-04-03 12:20) 

Mie

小梅姉さん

補聴器って、かなり抵抗あるんでしょうね。
でも、耳が聞こえなくなるって、私も気づいていなかったんですが、とっても大変なことなんです。
耳が聞こえないのは、人とのコミュニケーションが取れなくなるだけでなく、「脳」が言葉の判別を出来なくなるんです。
言葉の判別ができないというのは、例えば「りんご」って言った言葉が
「バナナ」って聞こえたりするってことなんです。
ウチの亡くなった父も耳が聞こえなくなって補聴器を作りに行った時、その様子を目の当たりにして、はじめ「何ふざけたこと言ってんだろう」って正直ムカッときたんですけど、あまりに違うことばかりいうのでおかしいと思ってお店の方に聞いたら、「聞こえなくなるって、脳自体が言葉の判別が出来なくなるんです」って言われて、怖くなってしまったんです。
それで、母には少しでも聞こえずらくなったら補聴器をつけたほうがいいって言ってたんですけど、本人はその怖さわからず・・・・
今回、やっと補聴器をつける気になってくれましたが、検査の時やっぱり判別できない言葉が出てきてました。

補聴器は、抵抗あるかもしれないけれど、今形もいいものがてできましたし、付けてい側の負担というか違和感もあまりなくつけられるタイプもあるので、一度見に行ってみるのもいいかもしれませんよ。

白内障なんですけど、今手術を日帰りでできるんですよ。
それに、手術すると老眼鏡いりません。
ウチの母、数年前に白内障の手術をしましたが、はっきり言って私なんかより良く見えるそうです。

歳を取るといろいろあるけれど、素直に受け入れて快適な生活をしていきたいですよね。(^_^)☆


by Mie (2016-04-03 15:20) 

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