今日は何の日☆

今日は、童話作家「アストリッド・リンドグレーン」の生まれた日。

どんな絵本を書いたかというと、以前紹介しましたが「ロッタちゃんとじてんしゃ」のロッタちゃんシリーズや知ってる方もいると思いますが、「長くつ下のピッピ」はとても人気でした。



彼女の絵本に出てくる主人公の女のこは、ロッタちゃんにしてもピッピにしてもすごく元気な子で、周りの目など気にしない、自分の思った事を自由にやってしまう女の子が表現されています。

「ロッタちゃんとじてんしゃ」は既にお話してしまったので、今日は「長くつ下のピッピ」について書きたいと思います。

ピッピという女の子は、左右違うがぼがぼの靴下をはいたとても強い女の子。
お母さんは天国へ行ってしまい、お父さんは海の上にいた。
だから、彼女はウマと小さなさるのニルソンと暮らしていた。
ある日、トミーという男の子とアニカという女の子の家の隣にピッピは引っ越した。
ピッピは、とても力持ちでウマを軽々持ち上げられる。
お料理だって、一人で作れちゃうし・・・・何よりも素敵な物を見付ける天才なのだ。
さびたブリキ缶もピッピにとっては、すごいお宝発見になる。
缶を頭から冠って「真夜中ごっこ」。
糸巻きを見付けて、シャボン玉遊びの道具にしたり紐を通して首飾り。
遊びの天才でもある。
でも、枕に足を置いて寝たり、テーブルや流しの上を歩きまわって遊んだり、床の上でクッキーをつかったりと結構ハチャメチャだけど、どこか憎めない女の子のお話。

このお話は、大人からは批判されたりしたけれど、子供達からはとても人気がある。
確かに、大人からみればハチャメチャでお行儀が悪いピッピは、悪い子の見本みたいなものですから、評判は悪いはず。
でも、子供にしてみたら大人に注意される事なく、やりたい事を自由に出来るのですから憧れですよね。

私は、親に随分縛られて育ったというのがあるので、この本を読んだ時「えぇぇぇΣ(・・;)」って思う反面。
こんなに、自分の思う通りに行動出来たら、もっと発想力のある面白い人間になれたかもしれないなんて思いました。

でも、今の子供達は保守的すぎる。
少しは、ピッピちゃん要素が必要なのではないかな。

こういうお話を書いたアストリッドって、多分ロッタちゃんやピッピの要素をもったちょっと変わり者?かひねくれ者の部分があった人なのかもしれませんね。

コメント 6

ピッピって赤毛でおてんばのイメージがあります。
ちょっとはみ出した子ってどの時代も異端児？で、
困ったチャンなのかもしれないけど、
あこがれる所もありますよね～。
絵本ってやっぱり深いものがありますね…

by mocomoco (2011-11-14 17:38) 

Mieさんの、絵本のお話をいつも楽しみにしています（＾＾）

by 小梅姉 (2011-11-14 19:39) 

mocomocoさん

そうなんですよね。
私は絵本て、人生を行きて行く上でのバイブルの様に思うのです。
「絵本」だから子供が読むものと思われがちですけど、大人とか子供とか関係ない。
むしろ大人がもう一度読み直して、気付かずに行きて来た事に気付いて欲しいものだと思います。
最近は、「大人の絵本」とかいって癒される絵本や感動する絵本なんてわざわざ作っていますが、私はそういうの好きじゃない。
何かわざとらしい・・・・。

昔から変わらぬ人気のある絵本こそ、大人になってから気付く大切な探し物が見付けられる様に思います。

なんて、また余計な事を書いてしまいました。(^^;)

ピッピって、確かにいつの時代にもいる異端児で、扱いにくい子なのかもしれませんね。
だけど、ピッピの環境を考えると、大人から異端児と思われても、彼女自身が自分のスタイルをしっかり持ち強く行かなければ、寂しくて生きて行けないかもしれないですよね。


by Mie (2011-11-14 22:13) 

小梅姉さん

そんなこと言っていただくと、嬉しくて眠れなくなっちゃうかも・・・・(^^)
これから、クリスマスやお正月に関する絵本が沢山あるので、益々調子に乗って書かせて頂きます!(,,^^,,)


by Mie (2011-11-14 22:18) 

リンドグレーンの作品はどれも映画化（実写）されてますねｖ＾＾
多分子供の頃、彼女の作品はどれも読破したと思いますが、
一番大好きで、今も大事にとってあるのが「やかまし村」
シリーズの作品ですｖこの世界に生まれて育ちたかったと
今も強く憧れます。スウェーデンには、彼女の作品の
テーマパークもあるんですよねぇ～・・・スウェーデン語が
判れば行ってみたいです・・・ＴＴ・・・は！すみません＞＜；
リンドグレーンに強く反応してしまいました～＝▽＝；
Ｍｉｅさんもお好きで良かったデスｖ＾＾
by ふゆもえ (2011-11-15 17:44) 

ふゆもえさん

リンドグレーンの作品は、全て読破しているんですか!
それは、すごい!
彼女の絵本は、凄く自然でどこにでもある様な話で、どこにでもいる様な主人公。
だけど、その表現の仕方がとても上手いから引き込まれてしまう。
私は、全てを読破はしていませんが、彼女の絵本を読むと何故か自分の子供の頃が甦って来るんです。
今興味あるのが「やかまし村」。
このお話、小さい頃と重なる部分がありそうで探したんですけど、本屋さんで見つからなくて・・・・
やっぱり、ネットで買うしかないですね。
もし、見付けたらまたブログでご紹介しつつ、私の小さい頃の話を書きたいと思います。(^^)



by Mie (2011-11-15 22:02)