クリスマスまで何する?☆

今月は、今年最後の月。
クリスマスがあり、また新年の準備があったりと忙しいですね。
でも・・・・
いつも「忙しい、忙しい」ばかり言っていて、そのわりには何も出来ていない。

日本人は、「クリスマス」という外国の文化?を取り入れているわりには、そのものの本当の楽しみ方は知らない。
だから、何となく気ぜわしいだけで「楽しい」と言う気持が薄いまま終わってしまっている様な気がする。
ただ、そのイベントに関する商品だけを売ったり買ったりするだけ。
イベントを楽しむのではなく、イベントをこなしているだけなんですよね。(- -)


私は、毎年クリスマスの絵本を一冊買う事にしています。
今年は、まだ「これ」という絵本に出会っていないので買っていませんが、昨年本屋さんでターシャ・デューダーの「ベッキーのクリスマス」を見つけ、その絵がとても素敵だったのと、お話がとても魅力的だったので買いました。

それが、この絵本です。



表紙だけでも、すごく素敵でしょ?
この絵本、見開きの部分にも絵があって、本当に素敵なんです。



何よりも、お話が素敵。
お話は、ターシャ・デューダーが小さい頃家族でクリスマスまでをどう過ごしたか、そしてクリスマス当日をどう迎えたかの話が書かれています。

12月入ると、家族全員でクリスマスの準備をするんです。
まずは、皆でクリスマスケーキ作り。
ケーキに入れるアーモンドの皮むきも、砂糖やサクランボや干しぶどうの分量を計るのも、ケーキの下に敷く台紙作りも、みんな家族で分担して作ります。
ケーキは、自分の家のだけではなく、他所のお家へのプレゼントの分も作ります。

そして、ジンジャークッキーを作り。



動物の形のクッキーに、皆で顔を描いたりする。
そのクッキーは、食べたりもするけれど、ツリーに飾ったりする。
ツリーには、クッキー以外にも雨細工の動物も飾る。

クリスマスの四週間前になるとアドベントリース作り。
これは、トドマツやモミの木でリースを作り、一週間に１本ずつロウソクを立てて天井からつるすんです。


イエス様が生まれた馬小屋も作るんだそうです。



その他にも、家族それぞれが家族の為のプレゼントを作る。
家族に知られない様、家族が喜んでくれそうな物をそれぞれに作るんです。

クリスマスを迎える途中で、クリスマスの飾り付けを見てもらう為の御茶会などもあって、本当にクリスマス当日だけでなく、クリスマスが来る迄に家族が協力し合って、当日を迎える。

読んでいる私迄、凄く楽しみになってきます。

何よりも素敵なのは、家族で一つの事に取り組む姿勢。
そして、一人一人が家族を思い、家族が喜んでくれる為に努力する姿。
本当に温かい気持になります。

現代の様に、豪華なクリスマスではないけれど、とても魅力的で真似をしたくなる様なクリスマス。
私も、こんな暖かいクリスマスに参加出来たら、もっと良い人間になっていたかも・・・・。(^^;)

本来は、イエスキリストが誕生した日なのですから、もっと人間味溢れる様な１日にしなくては行けないのではないかと・・・・

豪華な食事でなくても、高価なプレゼントでなくても、贈る人の心がこもっていて、もらった人が暖かい気持になれるものをプレゼントしたいですね。
時間が無い事を理由にせず、お料理一品でもいい、こころを込めて作りたいです。

ということで、今年はツリーのオーナメントを手作りした事もあって、私のテーマは「手作り」。
娘が小学校の頃までは、ツリーに飾るジンジャークッキーを作ったりしていたので、今年も久しぶりに「ジンジャークッキー」を作って、ツリーに飾りたいと思います。(^^)

そして、クリスマスまでの気分を楽しむ為に、アドベントカレンダーを買いました。



娘も大きいのに・・・・と思いましたが、以外と娘は喜んで「楽しみぃ〜」と言ってます。
毎日、一つずつ開けて中から何が出て来るのか・・・・楽しいですよね。(^^)

クリスマスを、楽しくまた待ち遠しく迎える為に、何をしましょうか。

忙しい日々だからこそ、こういうイベントを「こなす」のではなく、当日を待ち遠しくなる様な楽しみ方を工夫したいですね。(^^)

コメント 12

素敵なお話に素敵な絵柄ですね。
家族とのコミュニケーションを通じて絆を深める。
記憶に残るクリスマスになりますね。
今年は少しでもこのお話を参考にできればいいなって思います。
家族の笑顔と笑い顔が聞こえてきそう。^ ^
by ナビパ (2012-12-04 21:19) 

とてもほのぼのしたお話で、Mieさんが好みそうな絵本だと思いました^_^クリスマスの本来の姿をきちんと伝えている素敵な１冊ですね！
日本のクリスマスって恋人達のためのクリスマスになってしまっていて、家族で過ごすクリスマスはどこへやら？ですよね。。。
私は別にクリスチャンではないので、実際結婚前は今の若い人と同様、彼氏と一緒に過ごす事がとても素敵な事だと思ってました(^^;
でも今はクリスマスを姪っ子達と過ごすのもすごく楽しみなんです。だから毎年ホームパーティを我家で開いています。
少しは本来のクリスマスの意味を考えて過ごしたい物です^^
by わんわん (2012-12-04 21:43) 

ナビバさん

ありがとうございます。(^^)
本当に、この絵本は素敵な本だと思います。
本来のクリスマスって、こんな風に家族一人一人が家族を思い労り合う日の様に思います。
ナビバさんも、是非今年のクリスマスはナミちゃんビビちゃん家族全員で素敵なクリスマスにしてくださいね。(^^)

頑張れ!
ナビバサンタさん!!(^^)



by Mie (2012-12-05 16:24) 

わんわんさん

私の好み、わかっちゃいました!?(^^)
こういうお話、大好きです。
ほのぼのとするお話は、心が洗われる気分です。

そうですね。
若い頃は、友達同士とか彼とのクリスマスがクリスマスって思ってしまいますよね。
わんわんさんは、海外生活をされていたのですから、こういうクリスマスを経験されているのではないですか?
クリスマスの日まで、家族で準備するのって楽しいですし、家族の絆が本当に深まって、今の様に家族がバラバラなんて事なくなりますよね。

クリスマスって、キリストの誕生を祝う日ですが、それと一緒に家族が一緒に過ごす日でもある様な気もします。

家族や近しい人達とホームパーティーは、とても素敵です。(^^)
今年も、新しいキッチンでわんわんさんの腕を振るってごちそうを作って、姪っ子さん達と楽しいホームパーティーになるといいですね。(^^)
by Mie (2012-12-05 16:37) 

ターシャさんの絵本はどれも素敵ですよねｖ＾＾
私も興味はあって、よく本屋さんで立ち読みした
もんですが、お買い上げはしてませんーー；
（自分の性格からすると、一度手を出すと
止まらなくなるので＞＜；）でも、クリスマスの
お話のは、まだ読んでなかったです。
Ｍｉｅさんちはこれからどんどんクリスマスに
染まって素敵になりそうですねｖ＾＾
by ふゆもえ (2012-12-05 17:21) 

ふゆもえさん

ターシャさん、素敵な方ですよね。
絵本を60冊以上書かれているようなんですが、私は絵本でターシャさんを知ったのではなく、ターシャさんの生き方?を書かれた「最後の言葉」・・・・(あら?多分このタイトル間違っているかも)とかっていう本を読んで、絵本作家であった事を知り、初めてこの「ベッキーりクリスマス」を買ったんです。

彼女の生き方は、見習いたいと思うほど素敵で、そういう方だからこそこんな素敵な絵本が書けるんですね。
何と言っても、絵がすごく魅力的です。

彼女の出版されている本に、色んな方?に出された手紙をまとめた本があるんですが、ずっと前から欲しくています。
でも・・・・高い!(^^;)

私も、ふゆもえさんと同じで本屋さんで立ち読み。
だけど、B4サイズの厚いほんなので、長くは立ち読み出来ません。(笑)

我が家のクリスマスは、家の中より音大へ通う娘のクリスマスイベントの協力で忙しくなりそう。
Kenにまで、お手伝い以来が来ているのですが。何分老犬ですからどうなるか・・・・(^^;)


by Mie (2012-12-06 07:09) 

おはようございます。
「忙しい」という字は、
「心を亡くす」と書きます。
だから、
人間忙しすぎてはダメです。

心に余裕を持って、楽しむこと、相手をおもいやることが大事。

クリスマスも、
素朴でいいのです。心がこもっていれば。

一番大事な人、
それは人によって家族だったり恋人だったりするけど、
一緒に過ごせるのが一番です＾＾
by えみまろ (2012-12-06 08:47) 

クリスマス商戦と呼ばれるように、不思議な現象がつづいていますね。
小物のお店には、サンタさんとヘビの置物が同居していたりして。
３才から７才まで、フィンランドで暮らしていたので、クリスマスに対する想いいれはあります。当時、買ってもらった絵本も縁が黄ばんでいるのに、まだ健在です。
ささやかで、静かなクリスマス、今は遠い夢のハナシです。

あ、ニードルポイントは、ハーフステッチのことです。毛糸で下絵に画いてある図柄通りにさしていきます。もう根気その物の作業ですよ。
by okko (2012-12-06 15:23) 

えみまろさん

こんにちは。(^^)
「忙しい」は、「心を亡くす」と書く・・・・
ホントだ!
だから、忙しくなるとイライラして、人を思いやる余裕がなくなり傷つけてしまったりするんですね。(^^;)

家族でも恋人でも、クリスマスに関係な大切な存在である事は間違いないですね。(^^)

一年の締めくくりの時期にクリスマスがあると、私としては普段忙しくしているからこそ、クリスマスは家族で「今年も、みんな健康で元気に過ごせたね。」を実感したかったりします。
とは言っても、娘にボーイフレンドがいるので、実際にはパパとKenの三人ですけどね。
やっぱり、若い時はボーイフレンドですね。(^^)


by Mie (2012-12-06 15:34) 

okkoさん

フィンランドにも住んでいらしたことがあるんですか?
いいなぁ〜
私が行って見たい国です。
映画で「かもめ食堂」を見てから、すごく良い所だと思ってました。
すごく素朴な所というイメージなんですけど・・・・あってるかしら?
フィンランドのクリスマスは、私が望んでいる様なクリスマスの様な気がします。
娘の手が離れたら、クリスマスの時期にフィンランドへいってみたいです。(^^)

ニードルポイント、私が思っていたのと違いました。
母が刺繍の様に図案の上をチクチク針を刺し、では上がったらその上を専用のブラシでとかすと毛がフサフサになる様な事をしていたので、それかしら?と思っていたのですが、ハーフクロスなんですか。
クロスしないんですね。
ちょっと調べてみましたが、興味沸きました。
やってみようかと・・・・
じみぃ〜な作業好きです。(^^)


by Mie (2012-12-06 16:11) 

この絵本は読んだことがありませんが、挿絵がとっても素敵でいいですね～。
ターシャ・デューダーのレシピ本は図書館で借りたことがあります。
挿絵が素敵だし、美味しそうなお料理のレシピがいっぱいで、ながめているだけで楽しくなりました。
そう・・・眺めているだけで、結局一品も作らなかったんですけどね（笑）
最近はめっきり絵本を読む機会がありませんが、こんな素敵な絵本なら読んでみたいかも・・・。
図書館で見かけたら借りてみようかな・・・^^

アドベントカレンダー、とってもかわいいですね♪
クリスマス気分を盛り上げてくれそうです^^
きっとMieさんちは素敵なクリスマスを過ごされるんでしょうね^^
by ぼたもち (2012-12-06 17:02) 

ぼたもちさん

ターシャさんは、絵本だけでなくガーデニングの本やティータイムなどの本を見た事がありますが、お料理の本もあるんですか。
ターシャさんは、本当にナチュラルな生活をされていましたが、全然古くささ等感じなく、寧ろ魅力的ですよね。
彼女の描いた挿絵もホントに素敵ですし、写真も素敵です。
私は、彼女の様な人生に
憧れますが、彼女の様には絶対慣れないことも知っています。(^^;)


ぼたもちさんのお宅のクリスマスディスプレィはそろそろですか?
すごく楽しみにしています。
クリスマスは、出来る事ならば絵本の様なクリスマスにしたいのですが、いつも夢叶わず。
何しろ、我が家はみな忙しいので、バタバタして形だけになってしまいます。
だから、尚更Xmasのあり方に拘るのかもしれません。(^^)


by Mie (2012-12-06 21:52)